ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第33章 新しい主治医
『いただきまーす。』
という先生たちの前には、ごはんもおかずも大盛りの定食がドーン。
わたしはさっき倒れたから大人しくうどんを食べるというのに、見てるだけでお腹いっぱい。
というか、先生たちなんでこんなに食べるの?
「先生たちの胃袋はどのくらいでかいんでしょうか。」
「ひなが小さいんだ。もっと食えるようになれ。」
藤堂「でも、最初の頃に比べると随分食べられるようになったし、大きくなったよね。今日も140.5cmになってたし、体重だって28kgだったよ。30kgになるといいんだけどね。」
「はい、頑張ります…」
なんて言いながら食べてると、
神崎「あ!ひなちゃ〜ん!!」
と元気よく神崎先生が、これまた量の多い定食を抱えてわたしたちのテーブルに来た。
藤堂「神崎先生、お疲れ様。」
神崎「お疲れ様ですっ!ひなちゃん制服かわいいね!」
「あ、ありがとうございます。」
『ひなちゃーん!』
あ、宇髄先生と工藤先生まで来た。
しかも、2人とも定食と丼鉢まで持ってる…
ムキムキ恐るべし。
って、黒柱がこんな食堂に集結するからみんなめっちゃ見てる。
わたしこの中にいるのすごく気まずい…