ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第39章 婦人科検査
藤堂「ひなちゃん力抜ける?一旦リラックスしてみようか。大丈夫、怖くないよ。」
隣に立つ藤堂先生が頭を撫でてくれる。
これから何されるんだろう。
検査って痛いのかな。
宇髄「ひなちゃん、まだ何もしないから大丈夫だ。落ち着いたら始めような。」
と脚元にいた宇髄先生も隣に来てくれた。
「検査って何するんですか…?痛いですか…?」
そんなこと聞かなくても、先生たちの雰囲気的に痛いんだろうなってわかるけど、
身体の震えが止まらないし、沈黙にも耐えられなくて聞いてみた。
宇髄「ひなちゃんの処女膜や膣の状態を診ていくよ。なるべく痛みが出ないようにしてあげたいが、もしかすると少し痛いかもしれない。痛いのが怖い?」
「はい…」
宇髄「そうか。ひなちゃん、もし不安なら五条先生にも来てもらうか?」
五条先生…
そばにいて欲しいけど、もう主治医じゃないしきっと忙しい。
それに、五条先生にこの格好見られるの恥ずかしい。
って五条先生のこと考えてたら身体の震えも少し止まってきた。
「今は大丈夫です…。検査、頑張ります…。」
宇髄「もう少しこの椅子に慣れてからでもいいぞ。もう始めても大丈夫か?」
いや、この椅子に慣れるのは一生無理な気がするから、それならもう早く終わらせて欲しいな。
「はい…、大丈夫です…。」
宇髄「よし、そしたら検査するな。」
と宇髄先生は再びわたしの脚元へ移動する。