ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第39章 婦人科検査
そして、パチパチと手袋をつける音やカチャカチャと器具の音がしてくる。
この音がわたしの緊張感を煽ってきて、せっかく覚悟決めたのにまた怖くなってきた。
藤堂「ひなちゃんリラックスね。」
藤堂先生はずっと隣に立って頭を撫でてくれてて、前の検診ではちょっと怒られたけどやっぱり藤堂先生は王子様。
宇髄「よし。そしたらひなちゃん始めるぞ。」
と言って宇髄先生が脚にかけてたタオルをめくった。
普通に考えたら当たり前だけど、タオルをめくられるとは思ってなくて慌てて手で押さえる。
宇髄「ひなちゃんちょっとごめんな。手退けて先生に見せてな。」
と宇髄先生にタオルをめくられて、手は両手とも藤堂先生に握られてしまった。
宇髄先生は今わたしのあそこが見える状態。
というかもう見られてるし、こんなの恥ずかし過ぎて気が持たないよ…
宇髄「怖かったら目瞑ってていいぞ。身体の力だけ抜いててな。それじゃ、まずは消毒するからちょっと冷たいぞ〜…」
ビクッ!!
宇髄先生に言われた瞬間、あそこに冷たい脱脂綿が当てられて身体がビクッてなった。
宇髄「そしたら、今から中診ていくな。大きく深呼吸しててー。」
と言われた通りに深呼吸。
宇髄「そうそう。上手だ。そのまま続けてー。」
と言われた瞬間、
ビクッ!!
次は宇髄先生の指であそこが広げられた。