ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第40章 手術
そうこうしてるうちに、時間になったみたいで先生たちが入ってきた。
でも、なんか異様な雰囲気。
だって、いつものスクラブと白衣じゃない。
ガウンを着て手術帽もマスクも手袋もしてて、どうしたって手術しますっていう格好。
そんな先生たちを見た瞬間、わたしの緊張がMAXに達した。
「うぅ…う、グスン…ヒック……ヒック…」
「おいおい、どうしたひな。泣いたら手術出来ないぞ。」
「怖いぃ…グスン……もう帰りたい…」
「終わったら帰れるから頑張るぞ。大丈夫だ。終わるまで手握ってよう。」
そう言って、五条先生は隣に立って手を握ってくれるけど、
宇髄「よーし。ひなちゃーん。これからゆっくり始めていくからよろしくな。まずは麻酔からするからなー。」
と脚元から宇髄先生の声がして、カチャカチャと器具の音もして、
宇髄「ひなちゃん少し触るよー、力抜いてなー。」
と宇髄先生手がわたしのあそこに触れて、
「やっぱり怖いぃ!!!」
って泣き叫んだ。