ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第40章 手術
「ひな〜、少しずつふわふわしてくるからな。ぼーっとしてていいぞ。」
麻酔科医の先生にマスクをつけられて、少しすると五条先生の言った通りぼーっとしてきた。
宇髄「ひなちゃーん、そしたらそろそろ始めるな。少しだけチクッとするかも知れないけど、絶対に動かないでなー。」
と宇髄先生の声が聞こえて、
ん"ん"っ…!!
ぼーっとしてるせいで声も出せないけど痛かった。
五条先生の手をギュッとしたら、
「大丈夫。」
って、撫でてた頭を2回ぽんぽんとしてくれた。
宇髄「ひなちゃーん、もし痛かったら五条先生の手ギュッと握ってすぐ教えてなー。」
という声とともに、カチャカチャいう音やあそこが引っ張られる感覚を感じてた。
手術が終われば、喘息治して貧血も治して、お家に帰ってまたふかふかのベッドで眠りたい。
五条先生と作るごはんも食べたいな。
学校は9月から行けるかな?
あぁ、またあのメロンパン食べたい…
そうだ、五条先生にメロンパン食べたいってお願いしよう…