ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第43章 お楽しみのご飯タイム
夕食の時間になって、大広間に向かった。
4人ずつ座れるくらいのテーブルが座敷に並び、その上にはズラーっと料理が並べられている。
席には名札が置いてあって、五条先生とわたしの席には藤堂先生と神崎先生。
隣のテーブルには宇髄先生、工藤先生、夏樹くん。
まこちゃんは少し離れたテーブルにいたから、たぶん看護師で集まってる。
後ろのテーブルには、蓮先生とりさ先生と院長先生もいる。
全員集まったようで、院長先生が前に出て挨拶を始めた。
そして、
「それでは、乾杯〜。」
と言った途端、大人たちが一斉にビールを流し込こむ。
神崎「…ぷっは〜!仕事終わりのビールは最高!」
って神崎先生がビールを一気に飲み干してる。
と思ったら、五条先生も藤堂先生も。
わたしはストローでオレンジジュースをちびちび飲んで、ご飯を食べ始めた。
食事中の会話はもっぱら医療の話。
なんとなく聞こえてくるけど全然わからなくて会話の輪には入れず、ひたすらこの豪華な御膳を食べてた。
そして、1時間経った頃には皆さん出来上がってきて、席も動き回りながら思い思いに交流していた。