ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第43章 お楽しみのご飯タイム
黒柱たちも、今日は呼び出されることないからってかなり飲んだようで、みんなすごく陽気だし顔が赤い。
そんな中、トイレに行きたくなったので、五条先生にいってきますと伝え席を立った。
廊下を出てトイレの方へ行くと、
「ケホケホッ…」
あれ、咳が…。
ちょっと疲れたかな?と思いつつも気にせずトイレを済ませてまた廊下に出ると、
「ケホケホッ!ケホッ、ケホケホッ!!」
まずい、こんなところで発作起きちゃったら…
慌ててすぐそこにあった椅子に座って落ち着こうとするけど、
「ケホケホッ…ハァハァ、ケホケホッ!ハァハァ……」
おかしいな…
またなんでこんなタイミング悪く発作なんて。
五条先生に見つからないようにしなきゃ…
と思ってたら、
「ゆっくり深呼吸してごらん。大丈夫だよ。」
突然誰かに声をかけられて、顔を上げて見ると院長先生がいた。