ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第47章 未知の治療
「んぁっ…ぁ…ハァハァ、んんっ……んぁ…っ…ハァハァ…」
宇髄「ひなちゃん、今なんか来る感じするよな。ぶわーっと波が押し寄せてくる感じかな?それ我慢しないで感じてみようか。」
なんでわかったの…?
さっきから、この感覚が怖くて怖くて仕方ないの。
この波に飲まれてしまうと何かが起こる気がして、この先に行くのがすごく怖い。
なのにどんどん迫ってくる。
下の方からかな?どこからか容赦なく襲ってくる。
それを、タオルを握りしめて、唇も噛み締めてグッと耐えてる。
「んぁっ…やだ…ハァハァ、怖いっ…宇髄、せんせっ……もうやめて…っんぁ…ハァハァ…」
宇髄「ごめんなひなちゃん。我慢してたらやめてあげられないんだ。怖くないからその押し寄せてくるものを一度受け入れてごらん。そしたらやめてあげるからな。」
と、すっかり鬼と化した宇髄先生は、わたしがどんなに腰を動かそうとも、指がくっついてるのかと思うくらい一切ブレずにクリトリスを刺激し続ける。
おかげで、わたしはどうしたって逃げることもできない。
「やだぁ…っ…んぁ…ハァハァ…できなぃ…ハァハァ…んぁ、やめてっ…ハァハァ、んぁっ…」
宇髄「ん?何ができないの?ひなちゃんはもう我慢ができないんだよな?それでいいんだぞ。ほら、もう我慢しないでその波受け入れてごらん。」
違うのに…。
できないって、この感覚を受け入れるのができないって意味の方で、宇髄先生もわかってるくせに…。
でも、そんな風に言われたことが、わたしの何かのスイッチを押したみたいで、迫り来る波をなんとかせき止めてた防波堤がどんどん崩れるみたいだった。
そして、本当に我慢できなくなってきた。