
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第48章 感度は抜群
宇髄「——ということだ。さすがにちょっと心苦しかった。怖いって泣く子をイかせなきゃいけないんだ。イクのがどういうことかもわかってないのに淡々とだぞ。ひなちゃん辛かったと思うんだ。目が覚めたらどんな気持ちになるだろうな。次の治療もできるかどうか…。」
と宇髄先生がひなのお腹にそっと手を乗せる。
宇髄先生の話によると、今日はクリトリスの刺激だけで限界を迎えたそう。
分泌液も全部出しきれなかったから、もう一度治療して、今度はちゃんと中の刺激で出さないといけない。
それでもひなは…、
「ひなは、今日ちゃんとイったんですね。感じることもできなかったら治療にならないしどうしようかと思ってたんで、それだけで少し安心しました…。」
宇髄「あぁ。クリなんて触られるのすら初めてだったんだ。最初はどんな感じするか聞いても"触られてる感じ"としか言わないし、イクのも怖がるから無理かと思う瞬間もあったがな。でも、結果的に感度は悪くなかったぞ。というか良い、というか良すぎる…。そもそも、クリである程度感じさせて、できれば軽くイかせてから中を刺激するつもりだったのに、感じ始めたら急にとろんとした目でハァハァハァハァしてな。初めてでこんなぐったり気失うほどだ。ひなちゃんはめちゃくちゃ敏感だぞ。よかったな五条。」
「いやっ、よ、よかったなってなんすか…。」
藤堂「そりゃ、将来的にね。悠仁にとって喜ばしいことでしょ?」
「や、やめてください。ひなとそうなるかどうかは。ひなは俺のことお父さんって言ってたし…。仮にそうなれても、ひなは大切にしたいんです。そんな簡単に手を出すことは…。」
神崎「五条先生、まさかひなちゃんが言ったことずっと気にしてたの?もう2年も前の話なのに。笑」
工藤「大丈夫大丈夫。ひなちゃん別の男んとこ行ったりしないから。五条先生のこと好きじゃん?まだ恋心には気づいてなさそうだけど。あと、ひなちゃん大切にしたいなら、五条先生は酔っ払うと簡単に理性ぶっ飛ぶから気をつけなよ。笑」
