ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第48章 感度は抜群
今悪いのはお腹なのに。
心臓も悪くなったら、
もう、わたしどうしたらいいの…
不安しかなくて押しつぶされそう。
藤堂「うん、心臓は大丈夫みたいだね。」
宇髄「今は脈も乱れてない。心配しなくて大丈夫だろ。」
はぁ、よかった…。
「あの、先生…?」
『うん?』
「次の治療はいつですか?」
宇髄「ひなちゃんはいつしたい?先生たちはなるべく早く治してあげたいと思ってるぞ。ひなちゃんさえ良ければ明日でも。」
明日か…
どうしようかな。
一昨日はよくわからないまま明日してって言っちゃったけど、今は…、
藤堂「決められないなら明日頑張ろうか。そしたら五条先生にも会えるしね。」
「えっ??」
五条先生に会えるって?
藤堂「五条先生、今忙しくてなかなかひなちゃんに顔見せに来れないんだけどね。ひなちゃんが治療終わったら来てくれるって。」
そうだったんだ。
てことは、早く治療したら早く会えるんだよね?
「頑張ります…。明日、治療してください…。」
宇髄「明日でできそうか?」
「はい…。」