ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第49章 治療2日目
宇髄「どう?ひなちゃん少し痛み落ち着いてきたかな?」
5分くらい経って宇髄先生が声をかけてきた時、だいぶ痛みは引いて、さっきまでのパニックも落ち着きを取り戻した。
だけど、あそこは凄まじい圧迫感。
「苦しいです…」
宇髄「痛くはないかな?そしたら、今から少しずつ指動かしていくよ。もうそんなに痛みはないと思うから、力抜いてリラックスしててな。もし痛かったらすぐやめるから教えて。」
と言って、宇髄先生が今度はゆっくりと指を出し入れし始めた。
「んっ…ん、ん……っ…」
宇髄「ひなちゃん今どんな感じする?痛いかな?」
痛くはないけど、なんだろう。
とにかくきつい感じ。
「痛くはないです…。無理やり狭い道通ろうとしてるみたいなきつい感じ…」
宇髄「そうか。ひなちゃんのここな、今指入ってるところは普通の人よりかなり狭いんだ。だからちょっときつく感じるな。でも、慣れたら平気なはずだから、もう少しだけ続けさせてな。」
と指の出し入れは続けられる。
「んっ……んっ……んっ…………」
相変わらずきつい感じ以外は何も感じない。
少し疲れてきたのもあってそっと目を閉じて、あそこが苦しいなって思ってると、
「んぁっ…!」
突然、さっきまではなかった感覚に襲われて思わず変な声が…