ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第49章 治療2日目
でも、あそこに行くのすごく怖いんだよ…
それに、今日の方が押し寄せてくる波が高い。
すごい強い感覚が迫って来てるの。
こんなのに飲み込まれたわたしどうなるのか…
「ハァハァ…んんっ…ゃだ、…行きたくなぃ…んぁっ…あっ…ハァハァ……」
宇髄「ん?イキたくない?それじゃあ治療終わらないな。ひなちゃんずっとこのまま変な感じ続ける?」
うぅ…
宇髄先生、いつも優しいのになんでこんな意地悪なの?
治療になると鬼になるの…?
もう藤堂先生に助けを求めるしかない。
「んぁっ…ハァハァ…と、藤堂…んぅっ…せんせ…ハァハァ…」
藤堂「ひなちゃん苦しいね。でも我慢しないようにしてみよっか。イったら苦しいの治って気持ちよくなるからね。」
ち、違う…
助けて欲しいの。
もう治療やめたいの…
気持ちよくなんてならないよ。
必死の思いで藤堂先生に助けを求めてるのに、藤堂先生はいつものキラキラ笑顔でサラッとかわしてくる。