ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第53章 2度目の治療
「宇髄先生…ハァハァ…気持ちいいけど…、か、感じちゃうの、恥ずかしい…んぁっ…」
「恥ずかしくないから大丈夫だ。気持ちいいのは嫌か?」
「ハァハァ…い、嫌じゃないけど…」
「だろ?そしたらもっといっぱい感じてごらん。気持ちよくしてあげるから、な…。」
と、宇髄先生の指の動きが途端に速くなる。
「んぁぁっ!…だ、だめ…ハァハァ…またなんか来るっ……」
「いいよ。我慢出来なくなったらイってごらん。そしたら治療も終わりだからな。」
「やだっ…、これはやだっ…怖いっ…んんっ…」
「怖くないよ。もっと感じちゃって、もっと気持ちよくなっちゃうだけだから。」
「ハァハァ…んんっ…ゃ、んぁっ……来るのはダメなの…ハァハァ、身体が変になるから、ダメなのっ…ハァハァ、ケホッ…」
「変になるんじゃなくて、それも気持ちいいっていうんだ。気持ちよすぎて変な感じするだけだからな。慣れたら大丈夫。」
「んぁっ…ハァハァ、やだっ…来るのは…こ、怖いっ……ハァハァ…ケホッ」
「でももうひなちゃん我慢できないだろ?ひなちゃんのここ、こんなにトロトロになってるもんね。ほら、我慢しないでイッてごらん。イったら終われるぞ。」
今日の宇髄先生、すごく優しくて、すごく、意地悪…。
でも、この治療では、そんな意地悪がなぜかわたしをさらに感じさせちゃう。