ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第53章 2度目の治療
病室に戻ると、また藤堂先生に聴診されて、まこちゃんも来て体温や血圧が測られた。
そして、熱が38度台まで出てるみたいで点滴まで打たれてしまう。
「ハァハァ…なんで……グスン」
宇髄「しんどくなっちゃったのは、ひなちゃん何も悪くないからな。今日はたくさん感じて、たくさん気持ち良くなっただろ?この前の治療よりもいっぱい感じたから、身体がびっくりしたんだ。休めばすぐ良くなるから大丈夫だ。」
「グスン、グスン……うぅっ…」
藤堂「ひなちゃん、苦しくなって頭も痛くなってきちゃうからゆっくり休もう。もう泣かないで、目閉じてごらん。」
そう言って、藤堂先生は優しく頭を撫でてくれて、宇髄先生も手を握ってくれた。
そして、目を閉じてしばらくすると、ぐっすり眠りについた。