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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第57章 呼び起こされた過去



外も少しずつ明るくなってきた。

パジャマやベッドに滲んだ血が目に入る。

その上に、今度は涙がポタポタと。



今のうちにどこか行こう。

太陽が昇ってしまうと姫島さんが来る。

会いたくないし、ひとりになりたい…




ガラガラ___


五条「ひな…?」
藤堂「ひなちゃん…?」




そう思った時、突然部屋の扉が開いて、五条先生と藤堂先生が。

なんでこんな時間に、しかも2人で来るの…?

って思ったら、2人とももうベッドの脇に。


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