テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第58章 言葉の刃



姫島「はぁ…。全部聞いてたんなら、言わなくてももうわかるでしょ?黒柱にちやほやされるあの子がムカついたからよ。ただそれだけ。」



神崎「それだけ…。開き直りやがって…」



姫島「先生たちも先生たちよ。当たり前のことも出来ない知らない馬鹿。親の虐待からも強姦からも逃げられない、小さくて弱くてボロボロの子ども。そんな子のどこがいいの?揃いも揃ってなんであの子に構うわけ?」




この女は、どこまでも気が狂ってる…。

なんで看護師なんかやってる?
いいや、なんで人間やってるってレベルだ…。

そんな女にただただ唖然とし、誰も言葉が出なくなった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ