ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第58章 言葉の刃
すると突然、勢いよく休憩室のドアが開き、
りさ「姫島さん」
バシッ!!
りさ先生が出てきて、姫島の頬を思いっきりビンタした。
姫島「…っ!? り、りさ先生……何するんですか…」
りさ「いい加減にしなさい。それから、もう二度とあなたに先生なんて呼ばせません。来なさい。」
と、りさ先生は姫島をどこかへ連れて出て行った。
藤堂「さ、さすが…」
神崎「りさ先生が休憩室で寝てたこと忘れてた…」
工藤「りさ先生…あんな怖い顔出来んだな…」
宇髄「…五条?大丈夫か?」
俺はずっと黙ってた。
少しでも口を開けば、姫島のこと殴り殺しかけなかった。
半分冗談のつもりだが、冗談にならないくらい、本当にそうしてしまいそうだったから…。
「すみません、今すぐひなのとこに行かせてください…。」