ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第60章 治療再開
ってなわけで、その後すぐに宇髄先生と藤堂先生に連れられ婦人科へ。
宇髄「ひなちゃん、パンツ脱いだら座って待っててな。」
「はい…」
と返事をしてカーテンを閉めてもらったものの、
…怖い。
これからやる治療が怖くて仕方ない。
もし、あの人が脳裏に浮かんでしまったら…と、今まではなかった恐怖心まで押し寄せてくる。
宇髄「ひなちゃん、カーテン開けても大丈夫か?」
宇髄先生の声が聞こえるけど、パンツを脱いでないどころか一歩も動いてない。
藤堂「ひなちゃーん?カーテン開けるよー?」
あっ、待って…
シャッ___
あっ…
グズグズしてる間にカーテンが開けられちゃって、宇髄先生と藤堂先生を前に固まる。
そして、瞬間的に怒られるかもって思って、
「ごめんなさい…」
と声に出して俯いた。