ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第62章 4年に一度のBirthday…
そして、家に着くと、
「ひな、ちょっと座って。」
となぜかソファーに座らされ、
もしかして…、今から聴診でもされるのかな…?
と思ったら、
「これ、誕生日プレゼント。」
とリボンのついた小さな紙袋を渡された。
「えっ…?なんで、もうワンピースもらったのに。」
「ワンピースもプレゼントだけど、誕生日に渡してないだろ。せっかく4年に一度の閏日だし、やっぱり当日に何かプレゼントしたかったから。本当はデザートの時に渡そうと思ってんだけどな。ちょっと俺も緊張しててタイミング逃した。」
五条先生も緊張してたんだ。
なんでもできるのに、緊張することあるんだな。
って、今日は五条先生に好きって言ってもらったことが1番のプレゼントなのに。