ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第8章 爆発する心
~小児科医局~
ひなのの処置が終わり、時刻は深夜0時を回っている。
宇髄、工藤、藤堂、神崎、そして、五条。
医局には黒柱が集結していた。
五条「申し訳ありませんでした。俺のせいです。」
宇髄「お前は悪くない。誰がそばにいても、ひなちゃんはこうなってた。」
神崎「それにしてもひなちゃん、一体どこからあんなエネルギーが湧いてたんだろ?」
工藤「ひなちゃんは"生きようとしてた"って言ってたから、これまで幾度となく極限状態にいても、なにか生きる糧があって乗り越えてきたんじゃないか?」
藤堂「そういえば、悠仁さっき、"生きようとしてた答えはもう目の前にある"とか言ってたよね?あれ、どういうこと?」
五条「…いや、俺はそんなこと言ってないです…。」
宇髄「いや、それはなしだろ…。話せよ。」
五条「恥ずかしいのでなかったことに…」
工藤「いや、もうこの流れで聞かずに終わるとかないからな。」