ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第69章 お父さんの心配事
五父「で、それはそうと、ひなちゃん修学旅行はいつだった?」
「来月の11から。」
五父「あと数週間か。それまでに一度くらい熱でも出すんじゃないかなぁ。」
藤堂「五条先生もそう思いますか?笑」
五父「お、主治医の悟くんもそう思うんだね。」
「そんなのここにいる全員思ってるぞ。」
五父「ははっ、そうかそうか。ひなちゃんね、今すごく体調に気をつけてるんだよ。ご飯も一生懸命食べててね。普段を知らない私でも、それが逆に危なっかしくてね。笑」
藤堂「ご飯を食べているなら安心です。体力がついていれば、そんなに酷くはならないでしょう。修学旅行前に定期健診もありますし、今回こそは行かせてあげたいと思ってますので。」
五父「その時分には、私は帰国してるからよろしく頼むね。まぁ、帰ってからも体調崩すんだろうね…」
藤堂「それはもう。ひなちゃんには言いませんが僕は覚悟してます。笑」
『はははっ。だよな〜。』