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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第73章 ホームパーティー



「わぁ〜!プリンだ!!」




テーブルにつくと、藤堂先生が冷蔵庫から出してくれたのは瓶に入った美味しそうなプリン。




「ひなちゃんにデザートでも買ってってあげる?って言ったらさ、悠仁がプリンにするって。あんまり食べさせてあげてないから、今日は特別だって言ってたよ。」




五条先生がプリン選んでくれたんだ。

さすが、わたしの好きなもの全部知ってる。




「五条先生、ありがとうございます!」



「買ってくれたのは藤堂先生だ。藤堂先生にお礼言いなさい。」



「藤堂先生、ありがとうございます!いただきます!」



「いいえ、どういたしまして。」




そして、わたしはプリンを食べながら、先生たちはお酒と食事をしながら、夏樹くんはひたすら食べながら、みんなでいろんな話をした。



すると、今日新たにわかったことがあって、藤堂先生と工藤先生は道を挟んだ隣のマンションに、宇髄先生と神崎先生は同じマンションに住んでるらしい。

夏樹くんは実家らしいけど、ここから歩いて30分くらいだそうで、そんなに遠くはないみたい。



それと、藤堂先生と五条先生は学生時代の先輩後輩で、アメリカにいる頃から仲が良かったってことも教えてもらった。

わたしが来る前は、この家にもしょっちゅう来ては寝泊まりまでしてたようで、藤堂先生が五条先生のことを悠仁って呼んでたのも納得。

病院やわたしの前では五条先生って呼んでるけど、本当は悠仁呼びだと知って、ちょっといいなって思った。


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