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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第74章 ぶどうジュース事件

-五条side-




ひなが誤ってワインを飲んでから5分足らず。

案の定、ひなの様子に異変が起き始めた。




「ハァ……ハァ……」



宇髄「ん…?ひなちゃん大丈夫か?」




さっきまではっきりしてたひなの目はとろんとして、頬はどんどん紅潮し、息もハァハァしてきてる。




「ひな?」




声をかけてみると、とろんと潤んだ目をこちらに向けて、




「ハァ…ハァ……ごじょぉせんせぇ…」




と甘い声を漏らした。




「…っ、ひな…っ//」



神崎「あんらら、ひなちゃん完全にお酒回っちゃって。」



宇髄「…こうなったか。」



藤堂「悠仁、気をつけなね。他の男の前でひなちゃんにお酒飲ませるとどうなるか。」




そりゃもう、ありとあらゆる男どもがひなを持って帰ろうとするだろうな。

そんなこと考えるだけで気が狂いそうだが。



はぁ…、ったくひなは、こんなんでよく平気って言ったな…




「もちろんです…ひなは酒飲むの禁止に…」




って言ってると、




「ハァハァ……ケホッ」



「ひな?」



「ハァハァ…ごじょぅせん…、ケホケホッ」




今度はひなの呼吸が乱れ出した。


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