ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第77章 カテーテル検査
_____2時間後
おにぎりを食べたわたしは、お腹が膨れてうとうと…
病室の中は涼しいけど、窓から入る真夏の太陽の熱はちょっぴり熱くて、それがちょうどよく気持ちいい。
コンコンコン___
工藤「…あれ?ひなちゃん寝てる。」
藤堂「あら、本当だ。」
いつの間にか目を閉じてたわたしは、先生たちが来たことに気がつかず、
藤堂「検査疲れちゃったかな。」
と、藤堂先生におでこを触られて目が覚めた。
「ん……?」
藤堂「おはよう。寝てた?」
「ぁ、目閉じてました。」
工藤「それを寝てたっていうんだよ。笑」
「あ、そっか。」
藤堂「大丈夫?少し疲れちゃったね。もうちょっと寝る?」
「いえ、お腹いっぱいでうとうとしてただけなので大丈夫です。」
工藤「しんどくなった時は無理しないですぐ教えてな。そしたら、明日の検査の説明してもいいかな。別の部屋でするから一緒に来てくれる?」
「はい。」
と先生たちについて行き面談室へ。