ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第80章 医大生、新たな出会い
で、そうこうしてるうちに仲良くなって、
「え?傑って20才(はたち)だったの?」
「うん。アメリカの学校って、9月に始まるからズレるんだよね。だから、俺も一応現役だけど、現役の子たちの一つ上。」
「それでか。傑とぶつかった時、わたし先輩だと思ったの。大人っぽかったから。」
「そう?ひなのは結構小さいよね。」
「うん…。ちょっと、昔から身体が強くなくて。あ、でも、最近は元気だから大丈夫なんだけどね!」
「そっか。たくさん食べて大きくなるんだよ?」
「どうしてそんなお父さんみたいなこと言うの。笑」
「お父さんて、せめてお兄さんにしてよ。笑」
「あ、そっか。笑」
なんて、お互いのことも少しずつ話すようになり、
夏樹「おはよー。」
「夏樹くん、おはよう。」
七海「おはよう、夏樹。」
と夏樹くんとも仲良くなって、日中は3人で過ごすようになった。