テキストサイズ

性に溺れる私

第10章 【乱れ咲く一輪の華びら】






「やっとお前に中出し出来るよ……すっげぇ溜めて来たから……ハァハァ…たっぷり受け取れよ、な?」




押さえつけられたまま首を振る。




「お前に拒否権なんてねぇよ、孕んだら孕んだ時だろ」




まるで膣内に挿れられている時みたいに言葉攻めしてくる。
本気のレイプ風に楽しんでいる先生。
でも充分に慣れていないアナルはかなり苦痛だ。




「痛い……っ!先生痛いっ」




こもる中で泣き叫ぶ。
それに興奮する先生はピストンを止めない。
身体を反ったのだろうか、ピストンしながら膣内にも先生の指が挿入ってきて再び同時攻めにあう。




長い指が簡単にGスポットを刺激する。
痛みが緩和されて快楽に繋がっていく。




身体は覚えている……あの羞恥な興奮を。
ディルドではなく本物が挿入ってる。
全部の臓器を押し上げて肌と肌がぶつかる音。




「おぉっ……お前っ…こっちの締めも最高だなっ…イってやるよ、中に全部出すから覚悟してろよ…っ」




「あっ…あっ…イ……っク…!」




「藍沢っ……!!」




大きな声で私を呼んだ先生は私の左肩を噛んできた。




「……っ痛」




今までこんなことしてこなかった。
暗黙の了解で私たちは決してキスマークなどつけた日はない。
わかっていたしつけたいとも思わなかった。
ちゃんと元の世界に返してあげたかったから。




なのにどうして…?
私を所有物にしようとしてるの…?
荒い息と共についたであろう歯型。
噛んだまま追撃ピストンの末に勢いよく果てた。




先生の波が私の身体に伝わってくる。
激しいピストンがようやく止んだ。
ゆっくり2度……3度と奥まで挿入する。




「あぁ……っ」




小刻みに痙攣する肉棒を抜いた先生はすぐには出てこない精液を指ですくい出した。
腟口の方へ垂れて床に落ちていく。
脱糞してなくて良かった……血は出てる。
せめてローション塗ってほしかったな。




先生の肉棒にも血がついていて生理中セックスしたみたいになってる。
また謝ってくるのだろうか。
まるで憑依したかのように襲ってくるから興奮を隠せなかったよ。




「怖かったか…?」




優しく髪を撫でて聞いてきた。
鬼畜レイプ……のことを指しているんだろう。
首を横に振る。











ストーリーメニュー

TOPTOPへ