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性に溺れる私

第4章 【魅惑的な四角関係】






ウケる。
ヤバいな、自分。



どんどん嘘が塗り固められていく。
いつからこんなに上手く笑えるようになったんだろうね。
寂しさ埋めるには丁度いいから。




増えてく秘密に人は興奮して手放そうとしない。
どっぷりハマってくの。
それは私も同じ。




ほとんどの人がそれでもどうにかして這い上がろうと懸命になったり、いかに傷付かないか藻掻いたりするんだろうけど。




私はちょっと違ってて………




いかに卑劣に繋がっていられるか、
藻掻き苦しむ姿を嗜みながら自分も同じ境遇まで堕ちたい願望がある。
鬼畜に扱われたい………
次々と私の中で果てればいい………




一度味わった蜜を求めて群がる醜く下衆い姿に私は一番興奮するの。
そして自分もそうでありたい。




あり続けるの。
















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