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病院の風景

第5章 その後…

本山は、マットの上に大の字になり、まだ痙攣気味に小刻みに体を震わせ、股間からは、荒山の精子が滴り落ちていた。その姿を眺めながら、荒山は我に返った。

もう既に、手術が始まったはずの時間から、1時間が過ぎてしまっている。その上、助手として働いてもらわなければならない本山が、仕事が出来る状態ではない。荒山は、

「まずいな!どうする!とりあえず、美晴ちゃんをそこのストレッチャーに乗せて、体調が悪いということにして、他の看護師を呼んでくるしかないよな!」

と言うと、服部も、

「そうするしかないですね!でも、誰を呼んで来ましょう?」

服部と荒山は、下半身裸のまま、会話をしている。田中は既に自分で果てていたため、服も来て身仕度も整えていた。

荒山は、

「そうだ!服部君!内視鏡検査の手伝いをしている秋山君に連絡して、来てくれるように伝えてくれ!彼女なら今日は暇らしいし、手術の助手もやっていたことがある。それに何より、事がバレても彼女なら大丈夫だ!同じ穴のムジナだからな!美晴ちゃんが体調が悪いので直ぐに来てくれ!と連絡してくれ!」

と言った。服部は、

「分かりました!」

と言って、パンツとズボンを穿くと、白衣の、ポケットかるピッチを出し、電話をかけた。

「すみません!外科の服部ですが、秋山さんお願いできますか?」

と言った。しばらくして、秋山が出たらしく、服部が事情を説明しだした。そして、会話を終えると、

「秋山さん、直ぐに来てくれるそうです。」

と言った。荒山は、

「そうか!良かった!直ぐに準備に掛かろう!」

と言いながらズボンを穿いた。









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