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病院の風景

第5章 その後…

秋山は直ぐに来た。

「美晴ちゃん体調悪いんですか?」

と入って来るなり、荒山に聞いた。荒山は、

「秋山君、突然の事で申し訳ない!直ぐに取り掛かるからお願いね!」

と言うと、秋山は、

「美晴ちゃんは?」

と聞いた。荒山は、

「そこのカーテンの向こう側!ストレッチャーで休んでもらってる!」

と言った。秋山は、カーテンを開けると、ストレッチャーに横たわる本山の顔を覗き込んで、

「美晴ちゃん!大丈夫?」

と、声をかけたが、本山からは返事がない。秋山は、

「ねー!美晴ちゃん、本当に体調悪いの?」

と男達に聞いた。

「何か幸せそうな顔して、寝てるだけのように見えるんだけど…。顔色も良いし…。むしろ、ツヤツヤしてるくらい!」

男達からの返事はない。秋山は、

「もしかして、みんなで美晴ちゃんに何かしたの?」

と聞いた。男達一同は…ドキっとして、お互いに顔を見合わせた。続けて秋山は、

「まー、でも、嫌なことされたっていう感じの顔ではないわね!何かされたにしても、『良かった!』っていう顔してる。」

と言った。男達は、それに答えず、

「時間が推してるので、急ぐよ!いいかな?」

と荒山が、いった

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