テキストサイズ

理恵の初体験──ヌードモデルの覚悟──

第1章 理恵、奮戦(女子高生)

週一に定例化したデッサン練習の前の晩、初めて見せることになる恥ずかしいヘアを調整した。

当日は薄いコットンの白いショーツでモデルをつとめ、
寝ポーズから立ちポーズへの変換を指示されたとき、必死でさりげなさを装いながら、ショーツを下ろした。

ついに、素っ裸。
恥ずかしさの極致──のはずが、意外と冷静だった。

え、私、平気?

彼も、何も言わなかった。

たかが布一枚、ということ?

それなら、もっと早く取り去っておけばよかった。

お尻が丸出しになって、ヘアと性器を初めて見せたというのに、どうして私はこんなに醒めているんだろう。

ともかく、最後まで脱いでしまうと、もう後戻りはできず、

私は、パンツまで脱ぐ正真正銘のヌードモデルになった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ