異世界転生しなくても美女とハーレム
第7章 寝室を覗く美少女
「おはようございます、あなた」
いつも私が先に起きて、妻が後から起きてくる。
華菜は朝が弱いのだが、今朝は特に調子が悪そうだった。昨夜、激しく愛し合った影響が出ているのだ。
「華菜、自分で用意するから、君は少し休んでいなさい」
「ありがとう、あなた。
でも、あなたがお仕事を頑張ってくださるからわたしたちは生活できてるんですもの。
ちゃんと、やるわ」
健気な妻であったが、明らかに身体が重そうだ。
「おはようございます~」
麻理が何事もなかったかのようにリビングに現れる。
「お姉さん、なんだか疲れているみたい。
わたしが準備するから、休んでて」
「ありがとう、麻理ちゃん。
お言葉に甘えることにするわ」
華菜の声に、麻理はグッジョブポーズを示して台所へと向かい、朝食の準備に取り掛かった。
しばらくすると、娘の莉奈も現れ、少し賑やかになる。
食卓を四人で囲み朝食をとるが、一人増えるだけでこんなにも賑やかになるのかと驚いた。
特に娘の莉奈は上機嫌だ。
「今日はお姉ちゃんと幼稚園に行く~~」と我儘を言い出した。
「莉奈、お姉ちゃんも学校があるんだ、無理な事を言うもんじゃない」
私が諭すと、娘は不満な表情を露わにする。
「じゃあ、パパが連れてって」
「パパはお仕事があるから無理だよ。
ママに連れていってもらいなさい」
「いいんですよ、わたしは学校に行くついでで連れていけるし」
そう言うと、チラリと華菜を見る。
「お姉さんだって、疲れてるだろうし」
麻理の瞳が妖しく光るのを、私は見逃さなかった。麻理は何か企んでいる。
「麻理ちゃんは家政婦じゃないんだし、そんなことまでしなくて良いよ」
「でも、居候だし、お姉さんや一夏さんの役に立ちたいわ」
ここへきて、私はある懸念を抱いていた。
もし、仁美と麻理が遭遇したら、感の良い麻理の事だ。 何か気づくかもしれない。
これは、全力で阻止しないと。
「ごめんね、麻理ちゃん。
今日はお願いするわ」
私の願いも虚しく、妻はあっさりと麻理の提案にのってしまった。
「うふふ、お姉さんも、"頑張り"すぎないで、疲れるでしょ 笑」
「そ、そうね……」
華菜は真っ赤な顔をして、うつむいた。
いつも私が先に起きて、妻が後から起きてくる。
華菜は朝が弱いのだが、今朝は特に調子が悪そうだった。昨夜、激しく愛し合った影響が出ているのだ。
「華菜、自分で用意するから、君は少し休んでいなさい」
「ありがとう、あなた。
でも、あなたがお仕事を頑張ってくださるからわたしたちは生活できてるんですもの。
ちゃんと、やるわ」
健気な妻であったが、明らかに身体が重そうだ。
「おはようございます~」
麻理が何事もなかったかのようにリビングに現れる。
「お姉さん、なんだか疲れているみたい。
わたしが準備するから、休んでて」
「ありがとう、麻理ちゃん。
お言葉に甘えることにするわ」
華菜の声に、麻理はグッジョブポーズを示して台所へと向かい、朝食の準備に取り掛かった。
しばらくすると、娘の莉奈も現れ、少し賑やかになる。
食卓を四人で囲み朝食をとるが、一人増えるだけでこんなにも賑やかになるのかと驚いた。
特に娘の莉奈は上機嫌だ。
「今日はお姉ちゃんと幼稚園に行く~~」と我儘を言い出した。
「莉奈、お姉ちゃんも学校があるんだ、無理な事を言うもんじゃない」
私が諭すと、娘は不満な表情を露わにする。
「じゃあ、パパが連れてって」
「パパはお仕事があるから無理だよ。
ママに連れていってもらいなさい」
「いいんですよ、わたしは学校に行くついでで連れていけるし」
そう言うと、チラリと華菜を見る。
「お姉さんだって、疲れてるだろうし」
麻理の瞳が妖しく光るのを、私は見逃さなかった。麻理は何か企んでいる。
「麻理ちゃんは家政婦じゃないんだし、そんなことまでしなくて良いよ」
「でも、居候だし、お姉さんや一夏さんの役に立ちたいわ」
ここへきて、私はある懸念を抱いていた。
もし、仁美と麻理が遭遇したら、感の良い麻理の事だ。 何か気づくかもしれない。
これは、全力で阻止しないと。
「ごめんね、麻理ちゃん。
今日はお願いするわ」
私の願いも虚しく、妻はあっさりと麻理の提案にのってしまった。
「うふふ、お姉さんも、"頑張り"すぎないで、疲れるでしょ 笑」
「そ、そうね……」
華菜は真っ赤な顔をして、うつむいた。