テキストサイズ

異世界転生しなくても美女とハーレム

第5章 アキバの地下アイドル

「お疲れ様です、田中さん。 凄い盛り上がりでしたね」

周りにアイドル達がいるため、私は声が出せない。

すると、先ほどのリーダーが麻理との間に割って入って、私の手を引く。

「チャッピー、暑かったでしょ? 更衣室でシャワーを浴びよ」

「あ、田中さん」

麻理が声をかけるが、私は二十数人の少女にガッチリとガードされ、更衣室へと連行されていった。


(こ、これは……、まずいぞ……)

拒否しようにも、声を出せない。

何とかジェスチャーを送って逃げようとするが、二重三重の包囲網を破れそうになかった。


そして、抗うすべもなく、私は少女たちで溢れかえった更衣室へと軟禁されたのだ。

「チャッピー、今日の功労者だから、一番にシャワー浴びて良いよ」

リーダーの女の子が声をかけるが、ここでシャワーを浴びるわけにはいかない。

私は、ジェスチャーで、「どうぞ、どうぞ」と示した。


「チャッピーって、凄いね、プロなんだね。
チャッピーになり切って、声も出さないんだもん。
わたしたちも見習わなくちゃ」

真面目な顔をして私の事を褒める幼気な少女を目の前にして、私はセクハラの限りを尽くしたことを恥じた。


「じゃ~、第一ステージの子からシャワー浴びて」

リーダーの掛け声に、少女たちが一斉に衣装を脱ぎ始めた。


どの子も、見事なプロポーションで、無駄な贅肉など一切ない。


それに、見るからにスベスベの白い肌をしていた。


オマケに、乳首は何の穢れも知らない、綺麗なピンクをしている。


(これは……、たまらん)




ストーリーメニュー

TOPTOPへ