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異世界転生しなくても美女とハーレム

第5章 アキバの地下アイドル

「麻理ちゃん、もしかして今日、初めてお酒を飲んだの?」

「そうですよ~、田中さんに飲まされちゃった」麻理が、私の肩に頭を乗せる。

「そろそろ、ベッドに行くかい?」

麻理は、アルコールの効果もあって、顔が真っ赤になっていた。
ベッドに移動すると、二人でもつれるように倒れこんだ。

バスローブの襟をはだけさせると、麻理の胸元も朱に染まっていた。


唇を半開きにし、瞳を潤ませている麻理を見ていると、ようやく斬鉄剣が復活してくる。

「ほら、麻理ちゃん、さっきとは違うよ」

「ホントだ、大きく硬くなってる」

「キス……、するよ」


私の問いかけに、麻理は反応しなかった。



いつの間にか、スヤスヤと寝息を立てている。

「ま、麻理ちゃん?」

声をかけても返事はなかった。どうやら、アルコールの限界値を超えて、寝てしまった様だった。


(ヤレヤレ……)

復活した私の下半身は、みるみると勢いを失い、萎んでいった。


(ま、こういう日もあるか)

私は、諦めてルームサービスの追加を注文した。







「あれ? わたし……」

麻理は、飛び起きると自分の下半身を確かめている。

「おはよう、麻理ちゃん。 気分はどうだい?」

「田中さん、わたし、寝てしまったの?」

「まあ、そうだね」

「わたし、せっかくの初体験だったのに、何も覚えてない」

「あはは、大丈夫、麻理ちゃんはまだ処女のままだよ」

「ええ~~、そうなんですか? キスは?」

「キスもまだだよ 笑」


「良かった~、せっかくの初体験なのに、何も覚えてないんじゃ感動がないですもの。

じゃあ、今から始めてください」




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