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異世界転生しなくても美女とハーレム

第6章 天敵あらわる

「お帰りさない、あなた」

私が帰宅すると、妻が玄関まで迎えに来てくれた。まるで私が帰宅する時間を知っていたかのように。


「なんだい、まだ起きてたのか? 莉奈は寝たの?」

「ええ、パパを待つんだって言う事きいてくれなかったんだけど、寝たわよ」

華菜は、薄い紫のネグリジェを着ていた。しかもノーブラで、子供を産んでなお維持しているピンクの突起が透けて見える。

妻の色っぽい姿に、私は思わずゴクリと唾を飲んだ。

「お食事は済ませたんでしょ? お風呂をいただいたら?」

「ああ、そうするよ……」

急激に欲求が深まり、私は華菜の唇を吸った。

「ああ……ん、あなた、どうしたの?」


麻理のせいで鎮静化していた斬鉄剣が急激に復活を遂げ、痛いくらいに膨張していた。

「ちょっと、あなた……、どうしたの?」

戸惑いながらも、華菜は拒む様子はない。

「あまり大きな声を出すなよ。 莉奈が起きるから」

「お願い、シャワーを浴びてきて。 それから、あなたの寝室でゆっくり抱いて欲しい」

莉奈が生まれてから、私たち夫婦は寝室を別にしていた。華菜が、莉奈が小学校に上がるまでは娘と一緒に寝ると言い出したからだ。

「シャワーも良いが、ゆっくりとお湯に浸かりたいな」

「分かったわ、ちょっと準備してくるわね」

そう言って浴室に向かう妻の後姿を舐めるような視線を向ける。
透け透けのネグリジェの奥に見えるショーツはTバックだった。

それが左右へ大きく揺れている。

(どうしたんだ、今日は?)

明らかに誘っている。 華菜は清楚な美人でスタイルも良い。しかし、夫婦生活には消極的だった。

むしろ、セックスを嫌っている風でもあった。
それが、今日は積極的なのだ。




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