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変態ですけど、何か?

第12章 再会と出会い

「・・・」

あたしは、やはりなにも言えない。
靖子は続けた。

「娘は、処女ではなくなってた。
それからは、娘とは、愛し合わなくなった」

「だから、娘さんは家を出たの?」

「うん。私が、一人暮らしを勧めたのよ」
靖子の目から、涙が一筋流れた。

「靖子さん、寂しかったんだね」

靖子は頷いた。

「あたし、娘さんの代わりに、なれるかなぁ」

あたしは尋ねた。

なぜ、そう言ったのかは、自分でもよくわからない。

単に、レズのパートナーとして、性欲を満たす相手として、靖子を求めたのか。

それとも、靖子の寂しさを、あたしが埋めたかったのか。

「里帆がどんなつもりでもいい。
時々、こうして逢ってほしいな。

私は、今の里帆が、可愛くて仕方がないの。
娘の代わりなんかじゃなくて、里帆の事が可愛いのよ」

靖子の言葉で、あたしは楽になった。

「あたしも、靖子さんが好き。
靖子さんの、優しさも、
顔も身体も、全部好きだよ。

あたし、靖子さんに抱かれたい」

靖子は、あたしをぎゅうっと抱き締めて唇を重ねてきた。

あたしは、舌を出して、それに応える。

靖子はあたしの乳房をTシャツの上から愛撫してきた。
優しく揉み、布地越しに乳首をカリカリと引っ掻く。

「んああっ!靖子さん、いいわぁ!」
あたしは喘ぐ。

喘ぎながら、靖子のロングTシャツの裾から手を滑り込ませる。

ショーツは穿いていなかった。

あたしは、茂みを掻き分けて、ワレメに沿って指を這わせた。

もう、充分に蜜を蓄えている。

ピチャピチャと、わざと音を立てて愛撫を続けると、靖子は堪えきれず、切ない声を出す。

「ああっ!里帆。上手よぉ!」

靖子の花園の蜜がたっぷりと付いた指を、ロングTシャツから出して、目の前でしゃぶって見せる。

「おいしいわ。靖子さんのジュース」

「いやあん!恥ずかしい!ねえ、里帆。ベッドに、行こうよぉ!」

あたしたちは、唇を重ねたまま、寝室に移動した。

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