秘蜜のバイト始めました
第4章 え? 三人でするの?
私は『少数精鋭』のメンバーと共にロケ地へ向かった。
ロケ地と言っても、ウィークリーマンションを出て直ぐの通りだった。
そこは、コンビニや小さな商店、雑貨屋があるだけの、住宅地に毛が生えた程度の繁華街とは呼ぶには寂しすぎる通りだった。
人もあまり歩いていない。
(こんなところでナンパするのかよwww)相変わらず雑なシナリオだと笑った。
『少数精鋭』のメンバーは、女優とカメラ、そして声をかける男優の三人だけだ。
私がぶらぶら歩いている様子を、カメらが追う。
そこへ、「ねえねえ、一人?」と男優が声をかけて近づく。
「はい、なにか?」
「ちょっと今、可愛い女子高生にアンケートを取っているんだけどね、少し時間取れないかな?君、凄く可愛いし」
「ええ~、なんのアンケートですか?」
「今時の女子高生のファッションに関するアンケートなんだけどね」
といった具合に撮影は進む。
(こんなんで、女子高生がついて行くわけねーよwww)と思い、またしても笑ってしまう。
「じゃあ、少しだけなら……」
「ありがとう、さ、さ、こっち」
といった具合に撮影が進み、映像をカメラマンがチェックし、OKという事で撮影現場へ戻る事となった。
と、その時、コンビニから出てくる店員に、私の目が止まった。
(海だ!)
私は一目散に海の元へ駆け寄り、抱きついた。
「海!」「海!」
「うわ!なんだ、おまえ!」
ロケ地と言っても、ウィークリーマンションを出て直ぐの通りだった。
そこは、コンビニや小さな商店、雑貨屋があるだけの、住宅地に毛が生えた程度の繁華街とは呼ぶには寂しすぎる通りだった。
人もあまり歩いていない。
(こんなところでナンパするのかよwww)相変わらず雑なシナリオだと笑った。
『少数精鋭』のメンバーは、女優とカメラ、そして声をかける男優の三人だけだ。
私がぶらぶら歩いている様子を、カメらが追う。
そこへ、「ねえねえ、一人?」と男優が声をかけて近づく。
「はい、なにか?」
「ちょっと今、可愛い女子高生にアンケートを取っているんだけどね、少し時間取れないかな?君、凄く可愛いし」
「ええ~、なんのアンケートですか?」
「今時の女子高生のファッションに関するアンケートなんだけどね」
といった具合に撮影は進む。
(こんなんで、女子高生がついて行くわけねーよwww)と思い、またしても笑ってしまう。
「じゃあ、少しだけなら……」
「ありがとう、さ、さ、こっち」
といった具合に撮影が進み、映像をカメラマンがチェックし、OKという事で撮影現場へ戻る事となった。
と、その時、コンビニから出てくる店員に、私の目が止まった。
(海だ!)
私は一目散に海の元へ駆け寄り、抱きついた。
「海!」「海!」
「うわ!なんだ、おまえ!」