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悪魔から愛されて

第23章 合コン




トイレの入り口で、亮は待ち伏せていたようだった…



「い…いいえ…大丈夫です…一人で帰れるから…」


すると…今まで笑みを浮かべていた亮の目が変わり、睨みつけて来た…


「送るって言ってるのが、わからないのか…」


亮は私の腕を掴み、お店の外へ出た…
店の横にある、静かな路地に私を押し込んだ…


「な…何を…するの…止めてください…」


亮は私の後頭部を掴み、無理やり口づけをしてきた…


「う…うぐ…うっ」
口を塞がれ、声が出ない…



すると突然、聞いたことのある声が聞こえた…
「嫌がってるだろ…止めろ…」



その声は…




…健斗!!…




亮は不機嫌そうに、健斗を見た…

「お前は誰だよ…こいつの彼氏か?」

「俺は彼氏じゃないが…その人は俺の大切な人だ…離せ…」

「何言ってるんだよ…こいつ…」

亮は健斗に殴りかかった…
健斗は手を出さず、亮に何回も殴られ続けた…

「なんだよ…こいつ…カッコつけやがって…つまんねぇ…」



亮は不機嫌そうに、健斗に唾を吐き去っていった…





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