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悪魔から愛されて

第7章 ルシファーとリリス

…口づけだけで…くらくらする…


この感触…ずっと前から欲しかった気がする…なんで…

「愛してるよ…私のリリス…」

この名前…私なの…龍崎部長が愛している人なの…?

「龍崎部長…あなたは…誰ですか…私は…誰なの…」

「俺はずっと…ずっと…お前を待ってたんだ…何度生まれ変わっても…お前を探し出す…」

「私は…あなたの…妻だった人の…生まれ変わりなの…」

「俺の夢を何度も見ただろう…愛しいリリス…」

「あなたは…まさか…あ…悪魔…サタンの…」

「そうだよ…俺は…お前の夢に出てきた悪魔の生まれ変わりだ…探していたよ…ずっと…」



その名前を聞いても、不思議と恐怖は感じない…



そして…龍崎部長の姿は…夢で見た美しい悪魔と変わっていた…



「俺はサタンの別名ルシファーの生まれ変わりだ…そしてお前は愛しい妻、リリスの生まれ変わりなんだよ…」





私は龍崎部長の深い口づけを受けながら、溶けるように気を失っていた…


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