悪魔から愛されて
第8章 隠せない想い
…トントントン
部長室のドアをノックしていた。
「どうぞ…入って…」
龍崎部長の低い声がする…
「失礼します。鈴木です…今よろしいでしょうか?」
「どうぞ…鈴木さん。何かあった?」
…私…何を聞くつもり…どうして来ちゃったんだろう…
「あ…あの…いろいろと…伺いたいことがあって…」
「…そう。どんなことかな。」
「あの…部長…この前…私が医務室にいたとき…お会いしましたか?」
部長は静かに微笑んだ…
「…うん。僕は医務室に行ったよ。君にキスしてくれって言われたよ…」
顔が爆発しそうに赤くなるのがわかる。
「医務室で聞いたお話って…本当なんですよね…あなたの正体は…」
「本当だとしたら…どうするつもりなんだ。」
「あの…受付の女性が亡くなったって…」
「情報が早いね。そうだよあの子は僕に夢中だと言って、ついてくるから抱いたんだ。」
「なんで…命まで…そんな酷い…」
「俺はあの子を直接殺してはいない…俺に夢中になりすぎて魂が抜けてしまったんだろう…」
「そんなことって…」
体中の力が抜けた…
医務室での出来事も、受付の女性のことも…すべて事実なんだ。
「君はそれを聞きに来たの?それとも僕に会いたかったのかな?」
「い…いえ…会いたいなんて…違います。」
本当は自分でもわからない…体が熱い…
「俺にキスして欲しいのかな。いや…抱いて欲しいのか…」
「違います…抱いて欲しいなんて…」
「…抱いて欲しいなんて?なに?」
「だ…抱いて欲しいなんて…私は…」
「…私は?ちゃんと言って…」
…もう嘘はつけない…
「私は…私は…抱いて欲しい…欲しいの…あなたが…」
「…そう。嬉しいよ…俺もお前が欲しい…」
「私は…命が亡くなっても構わない…抱いてください。」
「安心して…君の命は取らない…君は特別だから…」
私は我慢できずに…龍崎部長の胸に抱き着いた…
それに応えるように部長の腕に力が入る…
部長室のドアをノックしていた。
「どうぞ…入って…」
龍崎部長の低い声がする…
「失礼します。鈴木です…今よろしいでしょうか?」
「どうぞ…鈴木さん。何かあった?」
…私…何を聞くつもり…どうして来ちゃったんだろう…
「あ…あの…いろいろと…伺いたいことがあって…」
「…そう。どんなことかな。」
「あの…部長…この前…私が医務室にいたとき…お会いしましたか?」
部長は静かに微笑んだ…
「…うん。僕は医務室に行ったよ。君にキスしてくれって言われたよ…」
顔が爆発しそうに赤くなるのがわかる。
「医務室で聞いたお話って…本当なんですよね…あなたの正体は…」
「本当だとしたら…どうするつもりなんだ。」
「あの…受付の女性が亡くなったって…」
「情報が早いね。そうだよあの子は僕に夢中だと言って、ついてくるから抱いたんだ。」
「なんで…命まで…そんな酷い…」
「俺はあの子を直接殺してはいない…俺に夢中になりすぎて魂が抜けてしまったんだろう…」
「そんなことって…」
体中の力が抜けた…
医務室での出来事も、受付の女性のことも…すべて事実なんだ。
「君はそれを聞きに来たの?それとも僕に会いたかったのかな?」
「い…いえ…会いたいなんて…違います。」
本当は自分でもわからない…体が熱い…
「俺にキスして欲しいのかな。いや…抱いて欲しいのか…」
「違います…抱いて欲しいなんて…」
「…抱いて欲しいなんて?なに?」
「だ…抱いて欲しいなんて…私は…」
「…私は?ちゃんと言って…」
…もう嘘はつけない…
「私は…私は…抱いて欲しい…欲しいの…あなたが…」
「…そう。嬉しいよ…俺もお前が欲しい…」
「私は…命が亡くなっても構わない…抱いてください。」
「安心して…君の命は取らない…君は特別だから…」
私は我慢できずに…龍崎部長の胸に抱き着いた…
それに応えるように部長の腕に力が入る…