秘蜜の保健室〜先生と私のイケナイ関係〜
第3章 ユウウツな午後
保健室へ向かいながら
私は有坂さんと初めて会話らしい会話を交わした
「橋本さん、色々とイジワルしてごめんなさい」
彼女が素直に謝るなんて、思ってもみなかった私は
何と答えて良いか分からなかった
「リレーの時、橋本さんは苦手なのに一生懸命走った
わたし、あの時、凄く恥ずかしかったの、自分が」
私は、黙って有坂さんを見る
彼女は、私とは正反対の活発な感じの子で
全体的に痩せていて、私よりも細身だ
少し男性的な感じで髪もショートにしている
そして、運動神経が抜群に良い
帰宅部の私と違い、陸上部の短距離の選手として
活躍が期待されている
本来なら、彼女がリレーに出るべきなのだ
「あの……、どういうこと?」
「わたし、羨ましかったんだ、橋本さんが」
「私が?」
「うん、可愛くて頭良くて」
「きっと、男子がいたら人気ナンバー1だよ」
「そ……、そんな」
「ほら、小学生くらいの男の子が好きな女の子にイジワルするじゃない?」
そう言われても、私は小学生の頃から他人に無関心
だから、良く分からない
「そういう感覚だったのかな」
「う……ん」
私は、どう反応して良いか分からなかった
「ねえ、橋本さん」
「?」
「わたしたち、友達にならない?」
「は、はい」
条件反射的に、私は返事をしてしまった
「ありがとう~、橋本さん」
そう言うと、有坂さんは私に抱きついてきた
私は有坂さんと初めて会話らしい会話を交わした
「橋本さん、色々とイジワルしてごめんなさい」
彼女が素直に謝るなんて、思ってもみなかった私は
何と答えて良いか分からなかった
「リレーの時、橋本さんは苦手なのに一生懸命走った
わたし、あの時、凄く恥ずかしかったの、自分が」
私は、黙って有坂さんを見る
彼女は、私とは正反対の活発な感じの子で
全体的に痩せていて、私よりも細身だ
少し男性的な感じで髪もショートにしている
そして、運動神経が抜群に良い
帰宅部の私と違い、陸上部の短距離の選手として
活躍が期待されている
本来なら、彼女がリレーに出るべきなのだ
「あの……、どういうこと?」
「わたし、羨ましかったんだ、橋本さんが」
「私が?」
「うん、可愛くて頭良くて」
「きっと、男子がいたら人気ナンバー1だよ」
「そ……、そんな」
「ほら、小学生くらいの男の子が好きな女の子にイジワルするじゃない?」
そう言われても、私は小学生の頃から他人に無関心
だから、良く分からない
「そういう感覚だったのかな」
「う……ん」
私は、どう反応して良いか分からなかった
「ねえ、橋本さん」
「?」
「わたしたち、友達にならない?」
「は、はい」
条件反射的に、私は返事をしてしまった
「ありがとう~、橋本さん」
そう言うと、有坂さんは私に抱きついてきた