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秘蜜の保健室〜先生と私のイケナイ関係〜

第3章 ユウウツな午後

月曜日


私は一週間ぶりに登校した、けど


また午後になると気分が悪くなり

誰が見ても顔面蒼白となっていた


授業の担当は、金子先生だったため、直ぐに

「橋本さん、保健室で休んできなさい」

と言われる


私は、保健室に行きたくなかった

武藤先生に会うのが



怖い


「大丈夫です」

と言ったものの、息も苦しいくらい気分が

悪い



「無理しないの、誰か、橋本さんを保健室まで連れて行って」


だが、だれも手を上げない


「先生、大丈夫です、一人で行けます」

私はフラフラと立ち上がるけど

足が絡んで、転びそうになる



すると、隣の席の有坂若菜{ありさかわかな}が

素早く立ち上がり

私を抱きとめた


「あ、ありがとう」

私は礼を言ったが、意外だった


彼女は、私にイジワルしていたグループのリーダー各だ


「先生、わたしが橋本さんを保健室まで連れていきます」


先生が不安そうな表情を見せる


私も、彼女が何か企んでると思い、警戒する



「大丈夫よ有坂さん、私、一人で行けるから」

有坂さんは、小声で

「心配しないで、もうイジワルはしないから
わたしを信じて」

そう言う


「ありがとう、じゃあ、おねがいします」


私は、有坂さんに連れられて、保健室へと



向かった




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