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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第7章 隠しきれないもの

「井田、水野木先生にもよろしく伝えておいて。咲ちゃんのこと、学校でも気をつけられるようにした方がいいよ」

「わかりました」

春斗は素直に頷く。
春斗は咲が目覚めるまで、そばにいると言う。
俺は、小児の業務に戻るために、早乙女先生の診察室から出た。

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