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翌朝…


「敬人おはよう」


「お、おう、おはよ、みりか」




なんか敬人変だな。 目合わせてくれない。




「いただきます」



朝食。 敬人の前の席なのに、ずっと目を伏せてる。



「敬人、しんどいの？」


「え？！ いや、別にしんどくねぇけど…」


「そうなの？」


「あぁ、気にすんな」




いや、やっぱ変だよ！






敬人side…




あぁもう、昨日みりかが変なこと言うからだよ！


小5女子ってあんなに胸でかかったっけ？



なんかみりかの事、妹って思えねぇ。 知らない他人みたいだ。



妹だろ？ 妹！ あれ？ でも血も繋がってないし、他人か…。



兄妹みたいに育てられただけか。 みりかは妹じゃねぇか。



いや、んな訳ない！


ちょっと俺、どうかしてるんだ。





「おばさん、インスタントコーヒー入れてくれる？ めちゃくちゃ濃いの！」



「え？ 濃いのが良いの？」



「眠気覚ましには丁度良いんです！」


「そ、そう… あまり無理しないでね」