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となりのにぃに

第3章 変な気持ち

「おはよー!!」 


相変わらずの寝起きの悪さで、バタバタとリビングへ向かう。



「遅ーぞ、みりか!」



にぃにな朝食のトーストをかじりながら、余裕そうな表情。



「私も急ぐから、一緒に学校まで行って!」


「りょーかい(笑)」



トースト、ヨーグルトを慌てて食べて、ランドセルを背負って出掛ける。



「行ってきます」

「おばさん、行ってきます」



「行ってらっしゃい、二人とも、気を付けてね」




にぃにと並んで、一緒に歩く。



「みりか、今日の算数、絶対手を上げろよな」


「期待しててよ!」




私達は笑いながら学校へと向かう。




「大森くん!」


「お、中島か。 おはよー」


「おはよー  今日もお馴染みの子、一緒なんだね」



「あ、みりかです。 よろしくお願いします」


「中島舞夏です! こちらこそよろしくね。 大森くんと同じクラスなんだ」


「はい…」




何だろう? また変な気持ち…。

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