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その間に、にぃにの部屋に二人分のケーキとコーヒーを持って行った。



｢お待たせー　　入りな｣



にぃにの机にケーキとコーヒーを置いた。



｢あれ？　みりか、コーヒー飲めたっけ？｣


｢ちょっと挑戦するの！｣



ふーん　　と言いながら、にぃにはケーキを一口食べた。



｢上手っ！！　　みりかこんなの作れるんだ！｣


｢うん！　お菓子作りは得意だもん｣


｢すげー！　　また作ってな！｣



まぶしい位の笑顔で頭を撫でてくれるにぃにに照れて、コーヒーを一口飲んだ。



｢うわっ　苦っ！｣



私は慌てて、コーヒーにミルクをぶち込んだ。



｢おい、大丈夫か？｣


｢何とか…｣



ケーキを頬張って答えた。


そしたら、にぃには大声で笑い出した。


｢え？　　何？｣