愛姉妹
第2章 夏海 × 深雪
南 夏海 (みなみ なつみ) の、金曜日の仕事終わりの後の楽しみ…
それは、レズ風俗に通うことだ―♡
夏海が、レズ風俗に行くのには、理由がある。
なんのことはない。
お気に入りの風俗嬢がいるからだ。
ただ…
その、お気に入りの風俗嬢というのが…。
◇
夏海が風俗店に入店し、受付で手続きをする。
「ご予約をいただいていた、南様ですね?」
「はい。」
「ご指名の娘は深雪ちゃん、120分コースでお間違いありませんね?」
「はい。」
「では、準備が出来次第、お呼びいたしますので、あちらでお待ち下さい。」
と店員に促され、夏海は待合室に入る―。
6畳ほどの広さの待合室の中には、2人の客がいた。
一人は、20代くらいの若い女性…
もう一人は、40代くらいの、やや太った女性だった。
テレビは夕方のニュースを放送していたが、2人とも、テレビは観ておらず、若い女性はスマホをいじり、太った女性は成人雑誌を見ていた。
まず、太った女性が店員に呼ばれた。
彼女は、読んでいた雑誌を置き、やや微笑んで、待合室から出ていった。
あの様子からすると、彼女にも、お気に入りの嬢がいて、今日は、その嬢と愉しむのだろう…。
太った女性が出ていってから数分後―。
「深雪ちゃんをご予約のお客様…。」
と、夏海は店員に呼ばれた。
「エレベーターの前で待ってますので…
いってらっしゃいませ☆」
と、店員に見送られ、夏海は店から出た。
店から出て、すぐそこにあるエレベーターの扉の前に、夏海のお気に入りの嬢―
深雪がいた。
「今日は、ご指名いただき…
…って、なんだ…
お姉ちゃんか…★」
「客に向かって、『なんだ』は無いでしょ★」
と、深雪をたしなめる夏海。
そう―
夏海のお気に入りの嬢…
それは…
夏海の妹…
南 深雪 (みなみ みゆき) だった―。
それは、レズ風俗に通うことだ―♡
夏海が、レズ風俗に行くのには、理由がある。
なんのことはない。
お気に入りの風俗嬢がいるからだ。
ただ…
その、お気に入りの風俗嬢というのが…。
◇
夏海が風俗店に入店し、受付で手続きをする。
「ご予約をいただいていた、南様ですね?」
「はい。」
「ご指名の娘は深雪ちゃん、120分コースでお間違いありませんね?」
「はい。」
「では、準備が出来次第、お呼びいたしますので、あちらでお待ち下さい。」
と店員に促され、夏海は待合室に入る―。
6畳ほどの広さの待合室の中には、2人の客がいた。
一人は、20代くらいの若い女性…
もう一人は、40代くらいの、やや太った女性だった。
テレビは夕方のニュースを放送していたが、2人とも、テレビは観ておらず、若い女性はスマホをいじり、太った女性は成人雑誌を見ていた。
まず、太った女性が店員に呼ばれた。
彼女は、読んでいた雑誌を置き、やや微笑んで、待合室から出ていった。
あの様子からすると、彼女にも、お気に入りの嬢がいて、今日は、その嬢と愉しむのだろう…。
太った女性が出ていってから数分後―。
「深雪ちゃんをご予約のお客様…。」
と、夏海は店員に呼ばれた。
「エレベーターの前で待ってますので…
いってらっしゃいませ☆」
と、店員に見送られ、夏海は店から出た。
店から出て、すぐそこにあるエレベーターの扉の前に、夏海のお気に入りの嬢―
深雪がいた。
「今日は、ご指名いただき…
…って、なんだ…
お姉ちゃんか…★」
「客に向かって、『なんだ』は無いでしょ★」
と、深雪をたしなめる夏海。
そう―
夏海のお気に入りの嬢…
それは…
夏海の妹…
南 深雪 (みなみ みゆき) だった―。