
無人島行ってみた話
第4章 島探索
5分くらいたったころか……。
「ここまでやわ」
下半身まではなんとか入った真由美さんが、ヘソから下を水着、上がTシャツ姿で草むらから出てきた。
「うわぁっ!」とまさかの登場に、三人が驚いた。
サバイバルだから、現地にある物は利用するという意向での行動のようたが、思い切りがよすぎる。なんか、この先、下半身腰みのだけで過ごしはるかもわからん。
まあ、実際はそこまでなかったけどね。
結局は、それを脱いで、元の姿で現れたのだが、太った女性にドキドキさせられたのは初めてだった。
他に面白い漂流物はないかと探してはみたが、やはり、週二回ほど管理者がゴミを集めてるようで、目立ったものはなかった。
ずっと海辺を歩いていたが、やがて岩場が続き、崖の下を歩くような危険な場所についたため、ここで引き返す。
今度は島の中を歩こうと、林の中の斜面を進んでいった。
真由美さんが、「あ、これこれ」と指差した。
そこにいたのは、黄色と黒のシマシマタイガース模様のクモ。
女郎蜘蛛だ。
「これ、食べれるよ」て、いやいや……さすがに生は無理だ。
油で素揚げしても美味いというが、だか、無理だって。
言うてるそばから、捕まえて小さな布袋に入れてる。まさか、晩飯?
そうなるんだったら、ぜひ安藤に食わせよう♪
さらに上がっていくと、岩場を抜けた辺りに半壊した木造の家屋があった。それほど大きくはなかったので、おそらく、この島の管理所だったんじゃなかろうか?
廃墟探索として中に入ろうとすると、さっきまで威勢がよかった真由美さんが、「ちょっと怖いです……」て、女になった。
「ここまでやわ」
下半身まではなんとか入った真由美さんが、ヘソから下を水着、上がTシャツ姿で草むらから出てきた。
「うわぁっ!」とまさかの登場に、三人が驚いた。
サバイバルだから、現地にある物は利用するという意向での行動のようたが、思い切りがよすぎる。なんか、この先、下半身腰みのだけで過ごしはるかもわからん。
まあ、実際はそこまでなかったけどね。
結局は、それを脱いで、元の姿で現れたのだが、太った女性にドキドキさせられたのは初めてだった。
他に面白い漂流物はないかと探してはみたが、やはり、週二回ほど管理者がゴミを集めてるようで、目立ったものはなかった。
ずっと海辺を歩いていたが、やがて岩場が続き、崖の下を歩くような危険な場所についたため、ここで引き返す。
今度は島の中を歩こうと、林の中の斜面を進んでいった。
真由美さんが、「あ、これこれ」と指差した。
そこにいたのは、黄色と黒のシマシマタイガース模様のクモ。
女郎蜘蛛だ。
「これ、食べれるよ」て、いやいや……さすがに生は無理だ。
油で素揚げしても美味いというが、だか、無理だって。
言うてるそばから、捕まえて小さな布袋に入れてる。まさか、晩飯?
そうなるんだったら、ぜひ安藤に食わせよう♪
さらに上がっていくと、岩場を抜けた辺りに半壊した木造の家屋があった。それほど大きくはなかったので、おそらく、この島の管理所だったんじゃなかろうか?
廃墟探索として中に入ろうとすると、さっきまで威勢がよかった真由美さんが、「ちょっと怖いです……」て、女になった。
