
🏠️家庭内恋愛💕
第2章 綱渡り
「そのまんまだけど?――――ねぇ…いつから俺の事が好き?」
ベッドに腰掛け――――グイッと距離を詰める真二に華菜は焦りと…ズルい期待を抱く。
「高校の受験…が…始まった…ころ……から…」
「やっぱり――――…でもね俺は…中学の入学式の時に……華菜ちゃんを意識したよ?好きだなぁ~…抱きたいなぁ…って」
――――“抱きたいなぁ”
その言葉に…華菜の胸がギュッと締め付けられた。
「――――え?真二叔父さん…が、私を…“好き”?///“抱きたい”?」
「そう――――俺はね…姪っ子の華菜ちゃんを…ず~っと…イヤらしい目で…見ていたんだよ…」
真二の告白に――――…華菜の目から…さっきとは違う意味合いの涙が溢れる。
