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平和な時間と幸せな時間

第2章 昼の時間

今、俺は…。
アルト「…あー、なんか寝たい」

騎士団兵舎に戻るか。
自室に戻ると、ドロシーは一緒にいるか分からないけどマリーとレナとイヴはいなかった。
ベッドで横になろうとした時だった。

ヴェロニカ「アルト君! いるか?」
アルト「……なんですか」
ヴェロニカ「ちょっと実験台に、」
アルト「なりませんよ!!」

なんでヴェロニカ博士は薬を作る度に俺を実験台にするんだよ…。
ここにいたらダメだ。

俺は自室から出て、再び外に行く。
12時過ぎになった頃、騎士団兵舎に戻って食堂室に向かう。

アルト「お腹空いた~」
リゼット「おかえり、アルト。 お昼ご飯だよ」
アルト「今日のお昼ご飯は?」
リゼット「スパゲティだよ」
アルト「紫色のスパゲティか。 美味そうだな」
リゼット「……本当に?」
アルト「ほ、本当だよ!」
リゼット「ほら、早く食べて」

俺は席に座って食べ始めた。
皆は仲良く話しながら食べている。
なんか…幸せだな。

アルト「あははは」
リゼット「…アルト?」
ポポ「大丈夫…?」
サクヤ「1人で笑ってて怖いんだけど」
アルト「あー、悪い悪い。 なんか…幸せだなって思っててさ」
全員「!」
ヒルダ「アルト…」
ジゼル「…幸せ、とは?」
アルト「まぁ、簡単に言えば…仲間達がいて良かったし、嬉しいって感じだな」
ジゼル「そうですか」

皆と話し、気付いたら食べ終わっていた。

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