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一緒に●にませんか?

第3章 3日目

[仕事終わった!]

「お疲れ様です」

[なにしてるの?仕事終わり?]

「これから飲みにいきます」

[誰と?]

「1人です」

[俺も一緒に飲みたいな。嫌じゃなければ。]

「いいですよ」

行き先を告げると彼は先に店に行って待ってる、と言った。





〈あれ?珍しい組み合わせですね。〉

店員は不思議そうな顔をしていた。それもそうだ。

ほんの数日前までは、同じ店に居てもほとんど話したこともない2人が一緒にいるんだもの。

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